「相続」と「不動産」専門の女性税理士によるトータルサポート
家内が心筋梗塞で急死いたしました。81歳でした。永年の伴侶に突然、別れるのは大きな衝撃です。
しばらく看病していれば覚悟する時間もあるかも知れませんが、突然は悲しい。それから火葬、葬儀、埋葬、四九日忌…。
相続手続きにはなかなか気がまわりません。保険金の請求も忘れがちです。本人死亡と同時に預金は封鎖という原則も知らない方が多いでしょう。
さいわい私は榎本先生を存じ上げておりました。的確で忍耐強い指導と指示でやっと相続の難作業を終えることができました。
私が榎本先生に任意後見をお願いした理由は2つございます。
第1は、長年、所得税の青色申告をお願いしてきた間に蓄積された信頼感と安心感です。
第2は、お若いこと。私と30歳もの年齢差があります。私が認知症になっても、またあの世とやらへ旅立っても、先生はまだ人生の半ば。大丈夫、すべての面倒を見て頂けます。こちらの安心感もとても大きい。私の年齢になると、認知症は目前の脅威です。私は遺書という紙よりも、任意後見人という人間をより信頼したいのです。
これまで会社の仕事でお知り合いになった弁護士さん、会計士さんは少なくありません。
優秀な方たちですが、私個人の確定申告をお願いするのは二の足を踏みます。まして私の所有する土地の売却とか、相続税の申告となると、とてもお願いできません。
会社を背負って弁護士事務所と付き合う、いわば公的な関係の場に、プライバシーを持ち込むのは、やはり、しっくりなじまない。
これは扱う金額のケタが違うだけでなく、公私の性格の違いが大きすぎるのです。私が榎本先生に確定申告をお願いすることになったきっかけは妻の一言でした。私ども夫婦が診ていただいている名医の奥様が、榎本先生を紹介してくださったのです。
「いい方よ。主人なんか自分の娘みたいに目を細めているのよ」お会いしてみると、若くて、はきはきしておられる。また、申告書もさることながら添付書類などに細かな気配りと知性と骨惜しみしない性格が表れている。
くだんの名医に診察を受けた時に、奥様に紹介していただいたお礼の言葉を申し述べると、「そりゃキミ、医者っていうのは病気を診るだけじゃなくて、人間も診ているんだよ」とのこと。
これから長いお付き合いになると思います。
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